【500ページの夢の束】AmazonPrimeで映画を見ました

 先週の話ですが、毎度おなじみAmazonPrimeで映画を見ました。

 500ページの夢の束」という作品です。アメリカの映画かな?2018年の作品です。主演はダコタ・ファニングさん、他にトニ・コレットさん、アリス・イヴ(彼女は自動で変換されなかった(泣))さん、などなど。

 「スター・トレック」が好きな女の子のお話です。彼女は自閉症なんだけど、「スター・トレック」が大好きで、「スター・トレック」にメチャクチャ詳しくて、「スター・トレック」の脚本を書いているという、なかなかスーパーな女の子。彼女が「スター・トレック」の脚本コンテストのために奮闘するというお話です。
 というわけで「スター・トレック」を全く知らないと、わかりにくいかもしれません。

 自閉症って詳しくないんですが、最近の日本でも「発達障害」とか「スペクトラム症候群」とかも、名前が知られてきましたよね。それでも、まだまだ日本でもアメリカでも生きにくい世の中なんだな~と感じました。
 映画は前向きな、どちらかというとグッド・エンディングな感じでしたが、そうは言ってもあの中で生きているお姉さんや施設の人、お姉さんの旦那さんとか、大変なんだろうなぁ~。
 そしてロサンゼルスのお巡りさんの男の人がいい味出してます。ああいうの、素敵だなぁ~。

 音楽映画ではないのですが、主役の姉妹のお家にあったピアノが一つのモチーフになっています。あのアップライトピアノの蓋の開き方、初めて見ました。ああいう形のピアノもあるんですね~。

 ちなみに映画のもともとのタイトルは「Please Stand By」です。このセリフもところどころで、映画の中に出てきます。わたしの意訳では「落ち着いて、もとに戻って」って感じかな?(字幕では「そのまま待機」だったかもしれません)このセリフ、痛いほどわかります。ほんとに、ほんとに、これしか言えない(できない)んですよね。

 どうか自閉症スペクトラム症候群の人たちが生きやすい世の中になってくれますように。